全世界にその映画がリリースされ、老いも若きも世界中の人たちを楽しませてきたハリーポッターシリーズはどのような順番で楽しむべきなのか、わからない方もおられるかと思います。
このブログではそういう方のために楽しみ方を紹介したいと思います。
このシリーズは原作小説の後で、映画化されました。
したがって、その両方の視点で見てみたいと思います。
ハリーポッターシリーズの原作小説はどんな順番で読むべきか?
大阪USJでも魔法ワールドが再現されて人気を博すまでになったハリーポッターですが、原作はイギリスの作家J・K・ローリングが書いたファンタジー小説シリーズです。
80カ国語で翻訳され全世界での発売は5億部(2019年現在)を突破しています。
この本を読む順番は刊行順=時系列順なので、刊行順に読むのがベストです。
つまり、賢者の石→秘密の部屋→アズカバンの囚人→炎のゴブレット→不死鳥の騎士団→謎のプリンス→死の秘宝の順に読めばいいのですね。
ハリーポッターシリーズを順番に本で完読した人はいるの?
ところで、この本を全巻読んだ人はどのくらいいるでしょうか。
総数は必ずしも多くないと思います。
というのは、皆さんもお分かりのように文章を読むというのは、地道な作業です。
普段から本に親しんでいないとつらいものです。
やはり3次元映像や音楽、効果音満載で個性豊かな俳優たちの見事な演技が見られる映画の力には敵いませんね。
映画は全世界で少なからずの人が見ているはず。
映画化されるたびに多くの人が映画館に押し寄せ、動員数は本を読破した人よりはるかに多いのではないでしょうか。
ハリーポッターシリーズ映画をどんな順で観るか?
これだけ有名になったこの映画。
一体どんな順番で見れば楽しめるのでしょうか。
物語は主人公ハリー・ポッターがホグワーツ魔法学校で魔法を学びながら、闇の帝王ヴォルデモートとの戦いに立ち向かう様子を描いています。
ハリーポッターシリーズは連続したストーリーとなっており、キャラクターや物語の背景が進行するにつれて発展していきます。
そのため、作品の順番通りに鑑賞することで物語の展開やキャラクターの成長を追体験することができます。
これは、ズバリ言うと映画の公開順=時系列になっているので、公開順に見るのがいいですね。
原作小説と同じ順序で公開されています。
つまりは賢者の石(2001年)→秘密の部屋(2002年)→アズカバンの囚人(2004年)→炎のゴブレット(2005年)→不死鳥の騎士団(2007年)→謎のプリンス(2009年)→死の秘宝(2010年、2011年)となります。
ハリーポッターシリーズを順にあらすじで追う
順番に見ればいいとわかったので、1作目から8作目までのラインアップのあらすじを紹介します。
1.『ハリー・ポッターと賢者の石』(Harry Potter and the Philosopher’s Stone): 11歳のハリー・ポッターは、両親を亡くし親戚のダーズリー一家に預けられますが、冷遇されて育ちます。
ある日突然、魔法使いの学校であるホグワーツ魔法学校への入学の手紙が届きます。
ハリーはホグワーツでは、これから多くの困難を乗り越えていく友達と出会い、これまでとは異なる魔法使いとしての不思議な世界に足を踏み入れます。
2.『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(Harry Potter and the Chamber of Secrets): 2年目のハリーは、家僕の妖精に学校へ行かないよう忠告されます。
ハリーが学校にたどり着いたあと、生徒たちが次々と石にされるという恐ろしい事件が起こるのです。
その原因は秘密の部屋と言われる場所が何者かによって開けられたことです。
ハリーの活躍で生徒らは元に戻り、闇の帝王がよみがえるのを防ぎました。
3.『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(Harry Potter and the Prisoner of Azkaban): 入学3年目のハリーは、アズカバン監獄から逃げ出した囚人シリウス・ブラックのことを聞きます。
彼は両親を死に追いやりハリーの命も狙っていると聞かされ、復讐心を持ちます。
しかし、ハリーは自分の過去と関係のある重大な事実を知ることになります。
シリウスはハリーの名付け親であり、両親を殺害したというのは事実ではありませんでした。
4.『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(Harry Potter and the Goblet of Fire): ホグワーツで開催される三大魔法学校対抗試合にハリーが予定外の選手に選ばれます。
彼は苦しみながらも炎のゴブレットの課題をこなして優勝します。
しかし、ハリーら2人は突然瞬間的にヴォルデモートの墓に誘われて、彼と対決をすることになります。
彼は何とか助かり、試合で一緒に優勝した友人は命を落とします。ヴォルデモートが復活します。
5.『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』(Harry Potter and the Order of the Phoenix):魔法省はヴォルデモート復活を明言するハリーに冷たくし、またハリーを信じる校長をよく思わず、女性教師を任命して実技を教えさせないなど ホグワーツ魔法学校を支配しようとします。
ハリーはその陰謀に立ち向かうため、ダンブルドア軍団を結成するのです。
さらにアズカバン刑務所からデスイーターが10名脱獄し、ヴォルデモートは勢力を強めるべく動き出していました。
ハリーは一時的にヴォルデモートに操られますが、首尾よく追い出すことができました。
6.『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(Harry Potter and the Half-Blood Prince): ハリーはダンブルドア校長からヴォルデモートの過去と闇の魔術に手を染めるようになった経緯を知りました。
そして、分霊箱を7つ壊すことで彼を倒すことができると知るのです。
分霊箱とはヴォルデモートの魂を7つに分けたもののことです。
ダンブルドア校長は闇の勢力がホグワーツに迫る中で命を落としますが、実は学校のスネイプ先生に殺害を依頼していました。
7.『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part1』(Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 1): 校長の死後、ヴォルデモートを倒すために、すべての分霊箱の破壊を誓ったハリーは友人たちと共にホグワーツを脱出し、死の秘宝にまつわる伝説を知ります。
死の秘宝とはニワトコの杖など3つをさし、すべてを手にしたものは死を制すると言われていて、ヴォルデモートが入手しようとしているものです。
魔法学校の校長にヴォルデモート側のスネイプ先生が就任し闇の勢力も拡大します。
しかしこの状況に焦りや不安を感じたハリーら3人は仲間割れしてしまうのです。
8.『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』(Harry Potter and the Deathly Hallows – Part 2): ハリーたちは分霊箱の1つを求めて、デスイーターの支配するホグワーツに戻ります。
ハリーが戻ったことをヴォルデモートが知り、いよいよ彼との最終決戦が始まり、ハリーは自身の使命と運命に立ち向かいます。
激しい闘いの末にすべての分霊箱を破壊し、ヴォルデモートを打ち負かすのです。
このようにあらすじを追っていくと公開順に鑑賞したらよいことがわかりますね。
ハリーポッターシリーズ鑑賞順序:まとめ
ハリーポッターシリーズは、本も映画も作られた順番に楽しむのがベストであるという結論になります。
物語の順に従い、主人公たちも成長していく形をとっているので制作順番で読んだり視聴するほうがいいのですね。
また、原作小説を読みながら映画を楽しむこともおすすめです。
小説には映画では描かれていない詳細な描写や追加要素が含まれており、さらに深くハリーポッターの世界に没頭することができます。
映画を見ながら小説を読む。時間はかかりますが、やってみればいつの間にかハリーポッターシリーズのオタクになっていることでしょう。
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